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中国大気汚染が原因。PM2.5が人体にもたらす影響が物凄い [環境]

中国の大気汚染により日本への影響が懸念されるPM2.5が原因で
中国では物凄い影響を受けているとの報告がありました。


はたして、人体への影響や今後中国が取って行かなければならない
対策をご紹介します。

死亡原因の15%が大気汚染




中国では2012年の死亡者数のうち15%を占める約123万人が
大気汚染が原因で健康被害を被り死亡したと報告がありました。


PM2.5などの有害物質が呼吸をするたびに血液に入ってくるため
日本で懸念されている呼吸器系の障害のみならず、脳や心臓の
病気が増加したものです。


例年と比較して発病率20%~30%増加




中国全土の4分の1を有害物質を含んだ濃霧が包み込み
前人口に対して約6億人の人が影響を昨年から今年にかけて
大気汚染が原因で発病した割合が例年と比較して20%~
30%に増加しているようです。


春先は黄砂とともに日本で観測されたPM2.5ですが
日本では呼吸器系の影響が懸念されていますので
濃度の高い日や春先は濃度が上昇する傾向が強いため
マスクの着用が望まれます。また、外出を控えるようにした方がいいです。


なぜ、これだけのPM2.5が発生し大気汚染が深刻な状態なのか




PM2.5の主な発生源は
※モノの燃焼によって直接発生
※様々な物質の大気中での化学反応により発生

この2つの原因が挙げられます。


煙を発生する施設、自動車の排ガスなどから火力発電所や工場などからの
燃料の燃焼による排出される硫黄酸化物や窒素酸化物に石油工場から
排出される揮発性有機化合物などこれらの物質が大気中でオゾンと反応して
PM2.5が発生します。


死亡率や疾病率の向上が深刻化している中国では2015年までに石炭の使用量
年間で1億トン削減する目標をたてるような動きになっています。


これは、中国でも特に汚染状態が深刻化している。中国北部の北京
河北省、天津あたりの地域対して具体的な数字を打ち出しました。


その他には、汚染物質を出す恐れのある産業に対して設備の拡張が
禁止されます。企業に対して有害物質を排出しない設備の稼働を
義務付けます。


今後、石炭使用量は増加すると予想される中政府が石炭使用の制限を
した所で代替エネルギーがない現状では問題を解決するのは難しいです。


深刻な公害病の発生の前に今後も大気汚染が進まないことを祈ります。



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