学力テスト1位は秋田県 学力向上の秘訣とは

大阪府箕面市は学力テストで全国トップの秋田県の教育手法を学ぶために、
市立小中学校の教員ら１５０人を秋田県由利本荘市で視察させることを決めたようです。


今回の決定には箕面市からは歓迎の声が多く聞こえているようで
今後の教育方針の改善に大きな効果がみられるようです。


今回の視察では実査に行われている発表の際に結論だけでなく
その理由も説明させる授業や、規範意識を高めるための無言での清掃などを
1泊2日の日程で研修を実施するとのことです。


確かに授業スタイルの素晴らしさも関係性があると思われていますが
秋田県が5年連続で日本トップの実績を残しているのには他にも理由があるようです。


実施されている学力テストには私立高校が参加しているケースが少ない
という点が挙げられています。


ここで、相関ランキングとの比較を見て理由が考えられるようです。

プラスの要因として

持ち家住宅敷地面積や持ち家率
共働き率
米生産量

逆にマイナスの要因として

父子・母子家庭率
学校給食費滞納率
核家族率


この相関ランキングからみても、子どもの環境が大きく影響しているようです。
都会は核家族化が進み田舎のように複数世代が同居している地域と比較しても
母親に対する負担が大きく、家事仕事に追われて子どもに対し面倒を見る人数
頻度の多さが大きく関係していると考えられています。


学校給食費滞納率が高いということは、社会責任に対しての意識の低さが
見受けられますので親から子どもへの教育の質の重要性も考えられています。


子どもが自分が愛されているという感覚が成長する上でもとても大事になります。
この辺りが希薄になることで、自己実現力などにもつながり学力テストなどに
反映されるものではないでしょうか。


子どもにいくらお金をかけているかではなく、どれだけ世話を焼いているかが
今後の教育現場では重要になってくると考えられます。


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