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ハウステンボス続く黒字経営。なぜ黒字化に成功したのか?会社経営の秘訣

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2003年2月に負債総額2289億円というテーマパーク最大の負債金額で経営破綻したハウステンボス。会社更生法の適用を受けながら幾度の経営者交代を経ながら再生に挑んできたが結果が伴わず 。2010年に旅行業者大手のH.I.Sの澤田秀雄社長が就任すると昨年にハウステンボス開業以来初の黒字化を達成した。

 

 

 

2013年中間発表でも営業益2.3倍

2013年3月期中間決済をハウステンボスが発表した所もうけの金額を示す営業利益は、前年対比2.35倍の27億2600万円を計上した。この金額は過去最高益となり。中間期ベースでは営業黒字は 3期連続続いています。

今年も好調の要因

入場者数が前年比47.6%増の129万人にのぼり。売上高も39%増の 100億2900万円ととても素晴しい数字を残した今年の背景には 「光の王国」という1000万個の電飾で建物や地面を彩ったイベントや3月に導入した巨大立体迷路が大好評で入場者数の増加に伴い園内で直営しているホテルの稼働率が大幅に上昇している。

 

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ハウステンボスの再生成功に澤田秀雄社長あり

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2010年に旅行業者大手のH.I.Sの澤田秀雄社長が就任していこうハウステンボスはみるみるうちに変化を遂げていくことになるが。ハウステンボスがテーマパークとして再生成功に導いたのは間違いなく澤田秀雄社長の存在が大きい。

澤田秀雄社長が打ち出した3つの指示

今回の黒字化の成功のもとになった澤田秀雄社長が社長就任時に従業員に支持した3つの指示があります。 「みんなで掃除しよう」「明るく元気に楽しく仕事をしよう」「2割の効率化を目指そう」 みんなで掃除しようとは、澤田秀雄社長社長の持論で成長発展する会社は共通して社内が整理整頓されていて清潔感が溢れている。お客様から見えないオフィスや関係者専用スペースまで徹底的に掃除している。現在でも毎朝15分間の掃除を実施しています。 明るく元気に楽しく仕事をしようとは、澤田秀雄社長の持論で社員が明るい会社は成長する。悪い状態でも社員が明るいといい方向に向かっていく なので、「ウソでもいいから明るく振舞おう」と社員に呼びかけました。 2割の効率化を目指そうとは、経費を2割削減して、売上を2割上げれば、たいていの会社は黒字化するという考えから。経費削減を実施するのが難しい場合は業務中移動する時は1.2倍の速度で移動する。そうすることで生産性を2割公表したことになる。売上を上げるために最も重要視したのは。「イベント」ディズニーランドではできないイベントをやって世界一のイベントを実施しようと従業員に呼びかけました。

現場主義の社長の行動は

澤田秀雄社長は常々自転車で園内を巡回しています。そこで発見した今すぐ改善スべきことを次々に指示が従業員に直接いきます。大企業では社長自らが現場を見て回ることはとても珍しく、現場主義のスタイルはこれからの経営トレンドになっていくことでしょう。

黒字化の3つの要因

実際にハウステンボスが経営黒字を実行するために行った要因が 3つ挙げられています。 1.お金をかけないで考えだされた多彩なイベント・コンテンツサービス 2.入場料の値下げ 3.徹底的な経費削減 1のお金をかけないでイベントなどをおこない集客増加に成功したのですが例えばマンガワンピースのサニー号すでに乗船者数10万人を超えるヒットイベントのひとつですが、費用の3割はフジテレビに分担させて頂いている。その他のイベントについても他の出し物の使い回しなどを使い実施されているこれが集客増加に大きく貢献している。

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2の入場料の値下げについては大人料金3200円を2500円に17時以降は 2000円を1000円に引き下げた。また一部敷地では入場料の無料区域を設けている。入場料については澤田秀雄社長は無料でもいいという考えを持っているようで 大切なのは大量の顧客のリピーターを増やし、敷地内で買い物や飲食で利益を獲得するという考えです。この値下げ効果で入場者数は前年比50%近く上昇しています。 3については徹底的に経費を圧縮しているということ。これ以上できない場合は先述の生産性をアップするという経営戦略をとっています。

会社運をつかむポイント

最後に澤田秀雄社長は運の大切さをとても大事にされています。著書「運をつかむ技術」でも以下のように述べています。
「天が運んでくる運(天運)と同時に自分で運ぶ運が存在していて、そちらのほうが影響が大きいという事実を認識することが大切ではないかと思う。言い換えれば、運はコントロール可能だということだ」
どうすれば運をコントロールできるのだろうか?
「成長している会社・良い会社とお付き合いをすること。そうすることで取引も増加してくるしこちらの会社も運が良くなっていきます。人間なら運の良い人明るい人と付き合うことです。一方で自分は運がいいと思って常にプラス発想をすること。そして人徳をつむことです。(澤田氏)
ハウステンボスのようにどん底に陥りなかなか再生できなかった会社をこの短期間で黒字化させた澤田秀雄社長は素晴らしいい経営者だと思います。


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